《環境の現場から1》

福島で樵(きこり)をされている方からお話を伺いました。
「環境を考える上で生きている木を切ることは良くないことだと思われている方が多いのですが、木を切らないと山は荒れてしまいます。陽が当たらず充分な成長ができなった木は台風などで折れ、地面は崩れ、山が終わってしまうのです。森林を守っていくために木を切ること(間伐)も必要なんです。」

間伐材は切る、山から運ぶ、積むまでにも大変な労力ですが、売るときは1トンあたり数千円(片手で数えられる位)と聞きました。地域によって差はあると思いますが、その金額に驚きました。

紙を使わない文化になったことも安価の理由になっているようです。そういった理由から間伐を行わない(できない)山が増えていると。
私たちは今一度、間伐材の使用や価値について考える必要がありそうです。 

樵は熟練した技術、そして感覚が問われる仕事ですが、経験を積めばできる仕事だと言い、充分食べていける仕事だと教えてくれました。
でも後継者がいなくてね・・と。

集中力を必要とする仕事をしている人特有の、気配と足の運び、背すじの通った佇まい。
とても素敵な方でした。
奥様のお話も切れ味よく、皆で爆笑しながら過ごした豊かな時間でした。

お伝えすることはほんの一部ですので、この先にはしっかりとお伝えできる場を作りたいと考えています。

そして、文字よりも画像よりも実際に会っていただくことが何よりもその人が伝わるものだと感じます。
そちらもいずれ叶えられたらいいな、と思っています。

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